おあとがよろしいようで。

人生なんて食って、寝て、やって、終わり。 by Danshi Tatekawa

ハワイ島に来てみて思ったこと〜ハワイ島はHawaii Islandではなかった〜

学生最後の長期休暇を絶賛満喫中です。

楽しすぎて、社会人ブルーです。

 

ホテル玄関に朝6時というおじいちゃんみたいな集合時間をいいわたされ、チェックアウトをして空港にきたものの、boarding timeまで2時間の待ち時間があるというHawaian Sadistic Playをあじわいつつ、コナ空港からお届けしております。

 

コナ空港は、ハワイ島最大の空港です。

特徴は、なんといっても”屋外空港”であること。

チェックインカウンター、ゲート、荷物検査場などすべて屋外にあります。

 

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こんなかんじで。

意外と涼しいのでなんとかなります。

ただ、蚊がこわいです。デング熱。。。

 

ここハワイ島は、溶岩以外何もないです。

あたり一面まっくろです。

 

とはいえ、2泊3日、過ごしてみて気づいたこともいくつかあるので備忘録しておきます。

 

交通について

空港では、チェックインのみならずパスポート検査が全自動化されていた。パスポートをかざし、指紋をスキャンすると本人確認完了。日本語対応もされていて、圧倒的にスピーディ。日本にもぜひ導入して欲しい。

 

とにかく車がないとどうしようもない。タクシーもあまり走っていない印象。ヒッチハイクは条例で禁止されているらしいが、暗黙に許されている感じらしい。田舎過ぎて、というより溶岩過ぎて数十キロにわたって信号がなかったりする。そのため、大型バスでもかなりのスピード。こわい。さらに右側通行。逆走しそうでこわい。

 

食べもの飲みものについて

基本的に高カロリーのもののが多い。炭水化物もみんなだいすき。スパムむすびうまい。マサラダとかいう揚げパンもうまい。高カロリー。

タコスもうまかった。高カロリー。

地ビールがうまい。コナの地でつくっているらしい。アンバーエールが飲みやすくておいしかった。高カロリー。

 

観光について

nature schoolという現地のツアー会社のに参加したが、参加者の写真を即日ブログにアップ。ツアー会社で写真撮影というと、最後に勝手に印刷されて買え買えうるさいイメージがあったが、ブログにあげるのはいい手だ。参加者はダウンロードできるし、ツアー会社としてもプロモーションになる。

 

治安はいい。悪さをしてもどうせ島から出られないから。

 

火山の火口とか、滝とか、有名なクッキー屋さんとか、行くべきところはいくつかある。が、全部遠いので移動の時間がすごい。たぶん、ツアーで行くのが楽。寝れるし。

 

人々について

太った人がものすごく多い。

欧米人のこどもはみんなかわいいのに。なんでおとなになったらこんなになってしまうのか。マクドナルドとコカコーラのせいか。

おかげで自分がやせてるんじゃないかと錯覚した。ほんの一瞬だけ。夢をみさせてくれてありがとう。

 

デブでもみんな自信に満ち溢れている。

デブでもみんなハンバーガーを食べている。

デブでもみんな350gのステーキを貪っている。

 

前を向いて生きていこうと思った。

 

MAHALO!

ソウルは凍てつくように寒かった。そして、韓国の「パチモン」に隠された秘密とは?

卒業シーズン。

正直、いまのぼくはかなり浮かれています。

3年後くらいに、日本酒を傾けながらあのときが一番楽しかったなと言っているのが想像できるくらいには浮かれポンチです。

 

先日、韓国に行ってきました。2泊3日です。

明洞にairbnbで宿泊し、肉やら魚やらキムチやらを食べあらしました。

 

そんな2泊3日の韓国旅行で気がついたことをいくつか備忘録します。

 

環境、交通について

凍てつくように寒い。

雪は降るがあまり積もらない。

道路はまあまあきれい。市街地は舗装されている。

地下鉄は日本よりも少し幅が広い。ドアが閉まるのがとにかく早いため、すぐに乗り遅れる。「ぷるるる、ぷるるる」という合図はドアが締まりながら鳴るため、意味ない。

仁川国際空港からソウルまで40分くらいの直行でつく。便利。

 

飲食について

キムチやキャベツサラダ、ナムル、韓国のりが無料で食べ放題。

サムギョプサルの他に、加工方法が違う「オギョプサル」というものがある。どうやら、サムギョプサルよりも分厚く、皮が残った状態のものをいうらしい。

鶏肉や牛肉も人気。

韓国の若者は寒いのにソフトクリームやかき氷を外で食べる。

屋台は今でも大人気。ソーセージ、ポテトフライ、アメリカンドッグ、トッポギ、唐揚げ、エビフライ、韓国の伝統的な飴、いちごチョコレート、などなど。あと、一番人気だったのは、クロワッサンたい焼き。銀だこの丸パクリだったが、人だかりができるほど人気だった。日本で人気になったものを輸入するのはアリだなと思った。

お酒がとにかく安い。ビール瓶が100円くらいで売ってたりする。

明洞はどうやら観光客価格の店ばかり。すこし外れたところのほうが安く食べられる。

 

ファッションについて

男はみんな黒縁丸メガネをしている。格好は日本人とよく似ている印象をもった。

TOPTENというユニクロの丸パクリブランドが人気。たとえば、ULTRA LIGHT DOWNのパクリのような「LIGHT DOWN」とかがあった。

明らかに整形してると思われる女性がゴロゴロいる。とくに、鼻が目立つ。一重の女性が多いのが印象的だった。

パクリ靴下、かばんなどは平気で売っている。取締りは余りされていないようだ。ただし、それらは明らかに「パチもん」とわかるもの。ガチの「偽造品」は店の奥に隠されている。「おにーさん、ホンモンあるよ」と小声で声をかけてくるので注意。どうやら、店の奥に「ホンモン」そっくりのヴィトンやらプラダやらグッチのかばんが隠されているようだった。これを買って帰国してしまうと、犯罪になる。

LINEがオリジナルショップを作っていて、大人気だった。ラインスタンプのキャラクターはもはや人気コンテンツ。

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人について

地下鉄はちゃんと並ぶし、降りてくる人をちゃんと待つ。エスカレーターは右寄りに整列する。そういったマナーはいいように感じた。

飲食店やアパレルの若い店員は簡単な英語ならば話せる人が多い。また、意外と日本語を話せる若者も多かったのが非常に印象的だった。

観光客は、日本人がとにかく多い。中国人もおそらく多かった。

欧米人観光客が非常に少なかったのが印象的だった。タイやベトナムには多いのに。寒い時期だからか。もしかしたら、リゾートシーズンのチェジュ島とかには多いのかもしれない。

 

まとめ

食べ物はうまい。だが寒い。

交通の便はいい。だが寒い。

結論、寒いので冬に行くべきではない。

 

 

 

 

 

「グルーヴ」「ヴァイブス」「ワンチャン」がマジヤバい。

電車内での女子高生ギャル2人(AとB)のトーク

 

A「ねね、てか、冬寒すぎじゃね?」

(冬=寒いのでは?と思いましたが、たしかに冬は季節のことであって気温のことではありません。固定概念に凝り固まっていた自分を自戒しました。暖冬とか言われてたし、そのわりには、ということなのでしょう。)

 

B「マジそれ。ありえない。」 

(一般的に冬が寒いのは「ありえない」ことではないので、この時点でBさんはAさんの「暖冬のわりには」という暗黙の前提を汲みとったうえで、「暖冬なのに寒いということはありえない」と述べたはずです。文脈推測力がものすごいと感じました。)

 

A「てか、スタバ行きたくね?」

(Aさんは自分自身がすごく寒いと感じているし、Bさんの「マジそれ」という発言でBさんも寒いと感じていることを察したのです。その上で、気をつかわせないように「てか」という接続詞を使ったうえで、冷えた体を暖めるためにホットドリンクでも飲もうという提案をしたのです。嗚呼、なんという心優しさ。なんという奥ゆかしさ。)

 

B「ワンチャン、あるね」

(ワンチャンというのは、ワンチャンス、つまり、その可能性もあるよという意味でしょう。スタバもいいけど、少し値がはるから、財布に余裕がないならドトールとかタリーズとかエクセルシオールとかでもいいよということでしょう。このような気遣い、なかなかできたことではないです。日本人のおもてなしの心はちゃんと生きているようです。)

 

A「スタバとかマジ、ヴァイブス高まるわ」

(?)

 

B「上がるね―。前4人でいったときとかグルーヴ感あったよね。」

(?)

 

A「グルーヴ笑。マジウケる。Bマジヴァイブスだわ。」

 (?)

 

B「ワンチャンね。」

(?)

 

 

会話がハイコンテクスト過ぎてぼくの理解を遥かに超越していました。

 

言葉は文脈に依存します。

文脈が言葉を定義します。

その文脈のなかで意味さえ伝わりさえすれば、言葉など最低限で良いのです。

 

グルーヴがあれば、ヴァイブスも上がるし、ワンチャン、言葉なんていらないのかもしれません。

「りょ」「ゆーて」「それな」に思うこと

今日、友達とカフェにいて思いました。

隣のギャルの話し方腹立つ。

 

「話す」ということは人間の活動で最も重要なものの一つだと思います。

それにも関わらず、ぼくたちは自分の「話し方」の習得をあまりにも自然にまかせすぎているような気がします。

英語には「Speaking」や「Oral Communication」のクラスがあるのに、国語の授業では「読み・書き」ばかりが重要視されている印象があります。「話し方入門」とかはあんまり聞いたことがないです。

これは、由々しき事態だと個人的には思っています。

 

ギャルは、おばあちゃんになってもギャルっぽい話し方をするのでしょうか?

 

「マジ年金少ないんだけどー。ガン萎えー。」

「老人会マジパリピだわー。」

「腰痛すぎメンディー。」「それなー。」

 

もはやコントですが、今の大学生がそのままじじばばになったらこんな会話が日常的に飛び交いそうな気もします。

このような会話が起こらないとしたら、いつから変わるのでしょうか?

 

仕事を始めたとき?

自分が親になったとき?

 

いずれにしても学校を卒業してから「ヤバい話し方」を治すためには、誰か言ってくれるおせっかいな大人がいなければなりません。

自分の話し方なんてなかなか自分で気がつきづらいものです。

 

「そいえばさ、君の話し方、ちょっと直したほうがいいよ」

 

こんなこと、言ってくれる人はいるのでしょうか?

 

セクハラ、パワハラ、モラハラ。。。

もはやハラスメント・ハラスメント(ハラハラ)の時代。

 

出来る限り自分で気づいていきたいものです。

 

じゃ、とりま、お風呂いくから離脱するわ。

 

 

自省してなさすぎて怖くなったとき

「就職活動、どうすればいいですか?」

「いやあ、正直、あんまりちゃんとやってなかったからよくわからんなあ」

 

最近、このやりとりを10回くらいした気がします。

 

自分はあんまり自分の人生を省みて来なかったようです。

アドラー心理学にかこつけて、昔を振り返りすぎても未来の自分が規定されてしまってよくない!とか言って。

 

でも、過去の自分が今や将来の自分よりも正しかったということもあるのではないでしょうか。

そのときそのときに学んだことを、しっかり言葉にしておくことで一つ一つ賢明になれるような気がします。

 

「ダイエットしたい」

「字を綺麗に書けるようになりたい」

などと100万回言ってるような万年並行直線野郎からの脱却。

 

今年の目標は、言葉を大切にすることにしました。

神楽坂の時間制カフェ Times Cafe が超絶快適だった

3ヶ月後くらいに引っ越しを考えています。なので、最近はあえて見知らぬ土地に出掛けてフラっとカフェに入って作業して、その後住宅街を歩いてみて、そこに住んでいる自分を想像するといった妄想プレイをよくしています。

 

そして今日は、神楽坂に来てみました。

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なんとも、温故知新といった感じの町並みです。

 

JR飯田橋駅を降りて、神楽坂を少し歩くと、右側に「TIMES CAFE」というなんともしゃれおつな感じのカフェがあります。

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少し時間を潰すために、入ってみました。

 

時間制カフェ Times Cafeとは

「時間制カフェ」という新しいコンセプトのもと今年の1月にオープンしたそうです。

「TIMES CAFE」は、飲み物などが無料の代わりに滞在時間毎に課金される今までにない営業スタイルのカフェだそうです。

 

珈琲、ジュース、ハーブティー等の飲み物をはじめ、Wi-Fiやパソコンの貸出まで全て無料となっている。滞在時間毎に課金され、最初の30分は390円でそれ以降は10分ごとに100円となっている。

という料金体系です。

時間あたりの料金を支払えば、以下のサービスが無料になります。

・ドリンクバー
・雑誌、新聞、本の閲覧
・コンセント(全席)
・携帯充電器の貸出
・Wi-Fi
・タブレット貸出
・パソコン貸出
・マッサージチェア
・テレビ付のリクライニングチェア
・メイキングルーム(女性専用)
・シリアル(モーニングのみ)

すごい!

 

おしゃれな内装

内装はこんな感じです。

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白と黒をベースにした落ち着いた配色です。

テーブルやチェアは木目風のものに統一されていて、あたたかみがあります。

カウンター席には、1席ずつiPadが備え付けてあります。もちろん無料で使えます。

 

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書籍や雑誌もたくさん無料で貸出されています。

200冊ほどあるそうです。

 

作業するにもくつろぐにも最高の環境

このカフェのすごいところは、目的別にエリアが設けられているところです。

 

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2階にあがると、まるでオフィスかのような、ワークスペースがあります。

 

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全席にiMacが!!!

これも無料で使用可能です。

パソコン忘れちゃったけど作業しなきゃ!ってときにはいいですね。

 

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コピー機もあるので、

「クライアントに見せるためのの資料の出力忘れてしまった!」

なんて緊急事態にも対応できます。

 

仕事で疲れたときには、

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マッサージチェアで疲れを癒やしましょう!

なんと、モニターがついていて、映画が見放題です。

 

これで、2時間いて980円。

また来ます!

 

 

【イベントレポ】10design X 10mins〜ロンドン流!非デザイナーのためのクリエイティブトレーニング体験〜 by pancake projectに行ってきた!

ぼくは、落語、お笑い、音楽ライブが好きです。

どれも、クリエイティブなもの。

クリエイティビティをお客さんに浴びせて楽しませるものです。

 

ぼく自身にクリエイティビティがないから、そういうものへの憧れが強いのかもしれない、と思っていました。

 

クリエイティブコンフィデンス

そんななか、

 

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peatix.com

 

こんな面白そうなイベントを見つけました。

このイベントをみて、「世界一クリエイティブな会社」で有名なIDEOのケリー兄弟の著書「クリエイティブマインドセット」を思い出しました。

 

 

デイビット・ケリーいわく、

クリエイティブ系・非クリエイティブ系なんて分類は幻想でしかない。もともと人間はみんなクリエイティブだ。大事なのは、自分が周囲の世界を変えられるという確信、つまりクリエイティブコンフィデンスを持つことだ。

だそうです。

そんなことを考えていたらいてもたってもいられなくなったので、即決済して10design X 10minsなるイベントに参加してきました。

 

10design X 10 minsとは

10design X 10minsとは、様々なテーマに対してデザインして創作していくアクティビティです。

 

↑のイベントページより引用です。

10 design ×10 minsは、様々なテーマのデザインを短時間で創作していくデザインアクティビティです。

デザインは自分とはかけ離れた世界のものと思っていませんか?
クリエイティビティは一部の限られた世界の人のものと思っていませんか?

デザインは決して一部の才能ある人が創るものではなく、誰もが自分のアイデアをアウトプットすることができる手段、それがデザインなのです。

10 design ×10 minsでは、3時間で、10個のデザインタスクをリズミカルにこなしていきます。

例えば、

・100年後のビジネスパーソン向けのビジネススーツをデザインする

・ウサイン・ボルトが身につけるジュエリーをデザインする

・あなたの自叙伝のカバーをデザインする

・Timeという文字にメッセージを込めてタイポグラフィをデザインする

など。

何よりもこのアクティビティの面白いところは、感覚に基づいて創作するだけではなく、創作したものを参加者の前でプレゼンテーションすることで、なぜ自分はこのデザインをしたのかというところを深堀していき、デザインの本質的な意味を探っていくことを目的としています。

「デザイン」は、単にかっこいいもの、美しいものを創ることではありません。そして「デザインすること」に特別なスキルも必要ありません。表層的なデザインではなく、もう一歩深くデザインと向き合うことで、誰もがデザイナーになれ、オリジナルなデザインを生み出すことができるのです。

 

1つの問題に対して、5分〜7分という非常に短い時間でアイデアを作っていきます。

 

アクティビティの流れとしては、

  1. お題発表
  2.  5分〜7分で与えられたお題に対するアイデアを考えて、一枚の絵や言葉にする
  3. みんなの前で自分のアイデアを発表する
  4. 発表を聴いた人は、思いついたことや質問などを自由に話し合う
  5. 次のお題発表
  6. ...

というのを繰り返す感じです。

 

深く、示唆に富んだお題

今回取り組んだのは、以下の9つです。

  • 日本人の新しい朝食をデザインする
  • 自分の自伝を出版するとして、そのブックカバーをデザインする
  • インターネット上のお墓をデザインする
  • "TIME"という言葉の新しいタイポグラフィをデザインする
  • 物質主義にたいするメッセージを込めて、新しい1000円札をデザインする
  • ロボットのためのアクセサリーをデザインする
  • 宇宙人が地球への侵略を諦めるようなメッセージボードをデザインする
  • あと30分しか生きられない人へのプレゼントをデザインする
  • 銀座のホームレスの人にあげる靴をデザインする

どれも考えさせられるものばかりです。

これらの課題に対して、それぞれ5分でアイデアを作っていきました。

限られた時間のなかでアウトプットを出すのはなかなか大変でしたが、慣れてくるとだんだんと楽しくなってきます。

今回の参加者はマーケティング職、研究者、大学の教授、SE、プログラマー、デザイナー、学生などなど、みんなそれぞれ性別も年齢も仕事も多種多様といった感じでした。人が違ってとアイデアも違って、一つの課題に対して無限のアイデアがあるんだなと感じさせられました。

 

参加して感じた3つのこと

今回、特に強く実感したのは、以下のことでした。

 

自分のアイデアを伝えるのは怖いことじゃない

ぼくは字を書くのも絵を描くのもすごく下手です。美術の成績も悪かったです。なので、何か絵を描いて、といわれると「下手なんで」と言って断るのが常でした。これは、人の評価を気にしすぎているからだと思います。

今回も、最初のうちは自分の下手な絵をだすのは恥ずかしいなあと感じていました。

 

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「宇宙人に侵略されないためのメッセージボード」のテーマでぼくが実際に描いたアイデアです。「これまでに来た宇宙人がペットとして安値で売られてしまっている。それを知れば、宇宙人は帰っていくだろう。」というアイデアです。絵は本当にひどいですね笑。

 

しかし、一度人前にだしてしまうと、そんなに怯えることでもないなと思うことができ、最後には自分から進んでプレゼンするようになっていました。

心理学者のアルバート・バンデューラ氏はこのような効果を「指導付きの習得 (Guided Mastery)」と呼んでいます。ちょうど、初めて自転車に乗れるようになったときのような感じです。補助輪が知らないうちに外れていて、いつのまにか乗れるようになった、というあれです。

クリエイティブコンフィデンスも、少しずつ自分のアイデアを発表していくうちに知らないうちに身についていくものなのだと思います。

 

ビジュアライズすることで、伝わりやすく連想しやすくなる

今回は、自分のアイデアを文字でただ書くのではなく、絵や形にして表してみるというのが重要なポイントでした。そうすることで、見た人がそのアイデアをイメージしやすくなります。

さらに、理解を促進するだけでなく、そのビジュアルをもとにしてまた新しいアイデアを思いつきやすくなります。

普段の会議やブレストでも、簡単なイラストを書くことで新しいアイデアを連想しやすくなるかもしれません。

 

デザインは自分の人生を振り返るいい機会になる

IDEOのCEOティム・ブラウンは、

デザインとは、課題解決である 

 と言っています。

今回のアクティビティでも、まさに様々な課題解決のためのアイデアを考えたといえます。

これまでに考えたことのないような課題に対して思考を巡らせることで、

 「意識していなかったけど自分はこんなことを感じていたんだ」

 「このテーマについて考えるのは結構好きかも」

といったように、メタ的に自分の思考過程をも意識することができます。

デザインとは、課題に対して自分というフィルターを通して考えて、解決策を生み出すプロセスです。

様々デザインに取り組むことで、これまでに自覚していなかった自分の一面に出会えるかもしれません。

 

さて、pancake projectさんはまた次回のイベントも企画しているようです。

peatix.com

今回すごく楽しかったので、次回も参加しようかなと思っています。

今回は会議室のなかだけで行いましたが、次回は外にでてフィールドワークをするそうです。

 

クリエイティブコンフィデンスは自分が周りの世界を変えられるという自信をもつこと。好きな女の子の気持ちを動かすのも同じです。

ということで、最近気になるあの人をデートに誘ってみようと思います。

まずはLINEから。"Guided Mastery"です。

 

おあとがよろしいようで。